タクティクスオウガ外伝ネタバレプレイ日記3
≫ウロデラ岬〜ベイレヴラとの対面≪
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12月19日 『Bルート行き決定』
アルフォンスはレクトールと決別をしたのですが、レクトールや聖炎騎士団への未練が消えず、まだ悩んでいました。
シビュラはそんなアルフォンスに、
人間は自分の行いを自由に決める権利があるが、その自由に対しての責任を負う義務もあると言い、
「自分の立場を認識し、つねに最良と思える行動を取れ」と言います。
デニムだって一応は悩みますが、常に前向きで情けないと思うことはありませんでしたね。
どのルートでも「良い子ちゃん」というイメージは抜けませんでしたが、今思うとデニムって本当にシッカリとした少年なんだなと思います。
オウガ64のマグナスもそうなんですが、アルフォンスは自分の居場所探しからスタートとなっていますね。
これがあのデス天ぷらー?!と少し幻滅はしたのですが、やはり人間ですから青臭さや失態があるんだなと親近感が湧きます。
…別に過去の主人公達が嫌いというわけではないですが(汗)、完璧すぎる主人公に感情移入というのは少し難しいですからね。
聖槍ロンギコルニス探しの為に人魚からの情報を得たいのですが、
船を出そうと思っても眠り効果がある人魚の歌声などで妨害されると漁師は出航を断ります。
しかし、人魚を1人捕らえ痛めつけ泣き声で仲間達を呼び出すという情報を漁師聞き、シビュラはそれを実行しようとするのですが、
アルフォンスは乱暴だと止めようとします。しかし他にどんな手段があるのだとシビュラは言いますが、アルフォンスは反論ができません。
そこで今後のシナリオルートに深く影響するらしい選択肢が…
A「…何か良い案があるわけじゃない。」
B「…貴方の考え方は間違っている。」
‥どうしたらいいんだろう‥アルフォンスはどちらを選んだらいいんだろう…。
とりあえず…アルフォンスとシビュラとの契約はほぼ強制的なものでしたし、手を汚してまで協力をする義理はないと思い、
B「・・・貴方の考え方は間違っている。」の選択肢を選びました。
命の恩人に対してちょっと薄情な気もしますけど、
アルフォンス自身にロンギコルニス探しに対して深い情熱を感じることができませんから後悔はしません(苦笑)
※↑この選択肢は、後のシナリオと仲間になるキャラクターに深い影響を与えています。
どちらを選ぶかは自由ですが、B選択肢を選んだBルートはオウガバトルサーガの正史ではありません。
シビュラのやり方に反対はしますが、契約だけはちゃんと果たすといい、アルフォンスは人魚達が住むラーナ海域まで行くことなりました。
その途中、アルフォンスはエレノアがいるソレア海岸の教会まで行き、久しぶりに彼女と再会します。
自分の迷いを聞いて欲しかったのでしょうか・・いつの間にか「エレ」と愛称で呼んでいますし、
君と話しているとずっとここにいたくなるとかクサイことを言いますし、アルフォンスも満更ではないのですね。
エレノアは嫌にもちゃんと理由があり、それをレクトールやシビュラに伝えたら良かったのにねと迷うアルフォンスを励まします。
エレノアにまた会いにくると約束をし、スフリール神殿まで行ったところ、レクトールの部下であるオーソンヌがやって来てました。
彼はアルフォンスに協力をしてくれて、死に場所をくれと仲間になってくれます。
レクトールは自分と故郷を決別してまでのことをしたアルフォンスが心配で、最も信頼するオーソンヌをよこしたのです。
…やっぱりレクトールはお兄さんだったのです!!ヴァイスじゃなかったのです!!!!
12月21日 『マーメイドの聖域』
ウィザード(女性)の服装が本編のシェリーのとソックリですね。
そういえば、今回のパプキンヘッドはカボチャメモでしか見かけない…デネブこそは一応は登場するのですが……。
アルフォンスはオウィス島の先住民であるマーメイドの聖域ラーナ海域に行く途中、一人のマーメイドを見かけました。
アルフォンスは友好的に話しかけますが、マーメイドは怯え、強制的に戦闘となり、勝利してもマーメイドのミネルヴァは逃げてしまいます。
やっとのことでラーナ海域に到着しても、ミネルヴァの姉であるアエリエルというマーメイドが人魚の聖域に人間を近寄らせまいと襲い掛かってきます。
オウガバトルサーガの世界ではマーメイドは迫害され続けている存在であり、
人間よりも何倍の寿命を持つ人魚は『忘却』というものを持てず、400年前の争いを長い間恨み続け、
その感情から解放されることはなかったのでした。
水辺が多いので、当然マーメイドであるアエリエルの方が有利です。
オクトパスの「タコ足8本」という技も強力でイライラ……22ターンぐらいで勝利しました。
アエリエルとの戦闘終了後、アルフォンスはマーメイドの長であるクロウリィとの会見を許されます。
クロウリィ自身からアルフォンスと会いたいと言ったらしいです。
アルフォンスはマーメイドの聖域に招かれ、クロウリィと会見し、クロウリィは聖槍ロンギコルニスと400年前の過去話を語ります。
400年前……先住民マーメイドと移住民の人間達との戦いの時代…クロウリィも人間を憎む戦士の1人でした。
マーメイドは前長の命と引き換えに手に入れた聖槍ロンギコルニスで人間達を攻撃します。
しかしクロウリィは当時のことを後悔しています。ロンギコルニスが強力な力を持っていても、
お互いの勢力の犠牲者が余計に増え、戦況は更に悪化したからです。
ある日のこと、ロンギコルニスは突然消えてしまいました。
人間に盗まれたのではなく、人間の男と恋に落ちたマーメイドがロンギコルニスを盗み、男と共に駆け落ちをしたのです。
人間と恋に落ちたマーメイド…彼女の名はベイレヴラ…クロウリィの姉でもあります。
クロウリィは仲間を裏切った姉を許し、もしも彼女に会ったらラーナ海域に戻ってきてと伝えてほしいとアルフォンスに頼みます。
マーメイド達にとってロンギコルニスは、もはやどうでもいい存在らしいので、外伝は先住民VS移住民のストーリーではないらしいですね。
□キャラクター紹介□
○アエリエル(マーメイド)
聖域を守る完全戦士気質な人魚。
クロウリィとの会見後、ミネルヴァの誤解が解け、アルフォンスの仲間になってくれる。
人間と駆け落ちをしたベイレヴラが理解できず、人間をもう一度よく見てみたいらしい。
○クロウリィ(マーメイド)
マーメイドの長。
今こそは穏やかそうに見えるが、400年前の彼女は人間を憎む戦士の1人であった。
恨みの感情に囚われているマーメイドと違って「忘却」を持つ人間を羨ましく思っているらしい。
○グリーシナ(フェアリー)
お嬢様口調のフェアリー。
サブイベント登場し、妹を探す為に仲間になる。
本編と全く関係がないところを考えると、彼女はマスコットキャラクター扱いかと思われる。
外伝のフェアリーはあまり使えない…。
12月22日 『嫌の理由』
アルフォンスは、聖槍ロンギコルニスの情報を僅かながらも手に入れたので、シビュラと合流して報告することになりました。
その時アルフォンスが……
アルフォンス「貴方は誰かの期待に応えたい そう思ったことはないのか?
オレは…ダメなんだ。すぐ他人の感情が気になってしまう。その意識があまりにも強くて…
オレは何だ? オレは他人の期待に応えるために生きているわけじゃない。
だからオレは、オレを取り巻くすべてのものから離れたかった。一人になりたかったんだ!!」
…エレノアが言った「嫌にもちゃんと理由がある」のことらしいです。
アルフォンスは今まで周りの人間やレクトールの期待に応える為だけに生き、特に何も深いことを考えずレクトールを追っかけていたのです。
初めてレクトールに疑問を抱き、自分自身で何かをする為にアルフォンスはシビュラとの契約が終わっても彼女に協力することになりました。
まあ、黒ランスにもこんな一面があったということで…
でもやっぱり、このアルフォンスが後に黒ランスとなると思うのは理解できないですよね、(15歳という年頃を考えるとしょうがないのですが)。
ロンギコルニスの話に戻って…
人間と駆け落ちをしたベイレヴラは黄金に輝く鱗を持つマーメイドだったらしいです。
アルフォンスは金の鱗を持つマーメイドの話をしていたエレノアを思い出し、彼女なら何か知っているかもしれないと、
エレノアに会いに行くことになりました。
12月25日 『私は、あなたと一緒にいたいの』
アルフォンスとエレノアが出会ったソレア海岸の教会で、エレノアは海を見つめただずんでいました。
義理の父であるハーウェン神父に幾度となく暴力を振られ、
傷の痛さよりも孤独で胸が詰まりそうなところ、以前この海岸で助けたアルフォンスが彼女に声をかけます。
アルフォンスは「嫌な理由」をちゃんと伝えることができたとエレノアに報告し、
金の鱗を持つマーメイドのことをもっと詳しく教えてくれないかとエレノアに聞きます。
エレノアはアルフォンスが何故そんなことを聞いてくるのか理解できませんでした。
彼は「また会いに来る」という約束を守って自分の元へやって来てくれたと思ったのに…
養父に手を上げられてもアルフォンスが来てくれたから、その痛みを忘れることができそうだったのに…
……彼も自分を利用しようとするのだろうか。
エレノアは堪らなくなり、質問に答えず外へ飛び出してしまいました。
アルフォンスは吃驚してエレノアを追いかけますが、エレノアはバトラール家の白牙騎士団に取り囲まれていました。
白牙騎士団もベイレヴラの情報を知る為にここにやって来たのです。
そんでもって…『エレノアを守りきれ!』という救助戦闘が開始します。
本編では、救助するNPCユニットが無謀にも敵に突っ込むことが多かったのですが、
外伝ではそんなところが改良されたのか、エレノアはちゃんと後ろへ逃げてくれます(○∀○;)
エレノアを無事守りきる戦闘が終わり、彼女は落ち着いたのか、ベイレヴラのことを話してくれます。
ベイレヴラ……エレノアが以前住んでいたソタベントという村で出会った唯一人のの親友らしいです。
アルフォンスはベイレヴラに会いに行くといいますが、エレノアは再び待つことを拒みました。
アルフォンス「キミの情報が必要なんだ。 だけどキミを危険な目にあわせたくない…。だから…」
エレノア「だから…? ねえ…アルフォンス、知ってる?
私は、あなたと一緒にいたいの。だから…だから…あなたと一緒に…いっちゃ、ダメ?」
…何だか、プレイヤーが知らない間にスッカリ深い仲とまでなっていますね。
アルフォンスは仕方なくエレノアの頼みを受け入れ、彼女に道案内をしてもらうことにしました。
ちなみに、正式の仲間ではなくNPCユニットです。
12月26日 『ベイレヴラ』
黄金の鱗を持つベイレヴラに会う為に、アルフォンスとエレノアはアクウィラ火山を乗り越え、岸壁まで辿り着きました。
そんな時にまたしても彼らに追っ手がやって来ます。
今度は白牙騎士団ではありません。かつての友であったレクトールとエレノアの養父であるハーウェンまでやって来ました。
ハーウェンはエレノアに帰って来いと言いますが、エレノアは養父には感謝しているけど、私は彼と共にありたいと拒みます。
ハーウェンはカッとなったのか、エレノアに平手打ちをします。
勿論アルフォンスはやめろ!と庇いますが、
ハーウェンは自分だって手を上げるは辛い、しかし彼女を愛しているからこそやっているのだと言います。
ナンですか、この人……サドですか???(汗)
レクトールはハーウェンを後ろに下げ、今度は聖槍ロンギコルニスのことを言います。
アルフォンスは何故レクトールがロンギコルニスのことを知っているんだと聞きますが、
レクトール「ナーイアの森を越え、侵入してきたラーヌンクルスの騎士団。
その目的を調査し、兵を撤退させる… そんなことのために、オレたちが派遣されたと、本気で思っていたのか?」
レ、レクトール………?どうしちゃったの…??
レクトール「どうせ、お前は知らないのだろう?彼女の母親こそが、聖槍を持ち出した人魚なのだ。」
これにはアルフォンスも吃驚!!
レクトールが近づいてくるので、アルフォンスとエレノアは崖から海へと飛び込みました。
良い子も悪い子も、絶対に彼らの真似をして崖から飛び降りてはいけません!!(笑)
海に飛び込んだアルフォンスは意識が戻り、彼の目の前にはエレノアと黄金に輝く鱗を持つ美しい人魚…ベイレヴラがいました。
エレノアは本当にベイレヴラの娘なのかとアルフォンスは質問をしますが、ベイレヴラは違うと言う。
ベイレヴラは自分の過去を語ります…
400年前の戦争の頃…
人間とマーメイドが争っていた時代でしたが、ベイレヴラはルシアンという争いを好まない優しい人間と出会い、2人は相思相愛となりました。
ベイレヴラは彼を戦争で死なせたくないという恐怖に囚われ、
いてもたってもいられなくなったのか、多くの同胞の命を犠牲にすると分かっていながら聖槍ロンギコルニスを盗み、
戦争を早く終わらせようとします。
ベイレヴラはルシアンと共に生きようとしましたが、ルシアンはベイレヴラを置いて逝ってしまいました……
人間と人魚の寿命の差はあまりにも大きかったのです。
ひとりぼっちになったベイレヴラは、故郷の海に戻ることも自ら命を絶つこともできず、数百年間ずっと1人でいました…。
十数年前、ローディスの教化対策で焼け打ちにされた町でベイレヴラはある赤子を見つけ、保護しました。
その赤子がエレノア本人なのです。ああ、育ての母親ってことなのですね(汗)
しかしベイレヴラはエレノアが人間の世界に馴染まず成長するのはいけないと思い、
エレノアを人間の夫婦に預け、彼女をそっと見守ることにしたようです。
んでもって、ベイレヴラはアルフォンスに何故聖槍ロンギコルニスを探すのかと質問します。
そこで選択肢が…
A「強大な力が欲しいのです。」
B「ある人との約束だからです。」
アルフォンス「この島では今、何人もの人間が力を求め、聖槍を手に入れようと争っています。
それによって人々は生活を脅かされ、不安な日々をすごしています。
彼らに聖槍を渡すわけにはいかない。
オレは聖槍を見つけ、誰にも悪用されぬよう、神都ガリウスに持ち帰ります。
…それが、その人との約束なのです。」
………ローディスってそんな国でしたっけ??(汗)
こうやって、アルフォンスはデス天ぷらーへと成長するのでしょうか(滝汗)。
今のアルフォンスに強大な力は必要はないと思うので(黒ランスなら欲しそうですが)、B「ある人との約束だからです。」を選びました。
アルフォンスは、今のオウィス島は聖槍の力を求めて争っている、人々が平穏に生活する為にも連中に聖槍を渡すわけにはいかない。
争いの火種になりかねない聖槍を神都ガリウスに持ち帰ることが、その人の約束だと言います。
………ローディスってそんな国でしたっけ??(汗)
こうやって、アルフォンスはデス天ぷらーへと成長するのでしょうか(滝汗)。
ベイレヴラはアルフォンスを信じ、ロンギコルニスは北の海岸にある祠に置いたと教えてくれます。
そして最後にアルフォンスはクロウリィの伝言をベイレヴラに伝えます。人魚の里に帰ってきて欲しいという伝言を…。
数百年間ずっと1人で罪と望郷の感情で苦しんでいたベイレヴラは、妹の名を呼びながら顔を手で覆い、体を震わせながらうずくまりました…。
□キャラクター紹介□
○ベイレヴラ(マーメイド)
クロウリィの姉。そしてエレノアの育ての母でもある。
ルシアンという人間の男を死なせない為にロンギコルニスを盗み、彼と共に駆け落ちをする。
ルシアン死後は、自分の勝手のせいで命を失った仲間達への罪悪感で苦しみ続けていた。
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