タクティクスオウガ外伝ネタバレプレイ日記7
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2月5日 『正史ルート』
正史のAルート進んでいるというわけなのですが、実際は本編の分岐ルートほど変わるわけではないんですよね。
シウェンとシビュラが仲間になってくれて、レクトールはBルートのシュビラみたいになって(涙)、
そして……EDで某キャラが○○○○と○○するぐらいで……。携帯型ゲーム機では限界なのでしょうか…。
隠しEDの条件は制限時間とアルフォンスの殺害数とか色々あるらしいです。
時間がないので…
台詞はボタンを連打しながら全部とばすッ!仲間達の装備もお下がりで、出費は避けるッ!ルビーナは時間の無駄だから仲間にしないッ!
ふぅー…………ファンの声の中には『BルートよりもAルートを先にプレイするべきだ』というのもあります。
別に後悔してないです。
Bルートが正史ではなくても、レクトールやシュビラ達の魅力や心境がよく分かりましたし。ジックリプレイできますからね。
2月9日 『友の最期』
えーと……プレイ状況は…Bルートでは仲間になってくれるオーソンヌおじいちゃんの屍を乗り越え(涙)、
レクトールがいるオストレア城まで進みました。
隠しEDの為にトレーニングをする暇なんてないので、結構戦闘は苦しくて時間がかかりましたね。
Bルートでのレクトールはシャヘルに憑依されそうになっても、レクトールの強い意思によってシャヘルを追い出します。
しかし……正史のAルートではそのまま憑依され、アルフォンスに襲い掛かります……Bルートでのシュビラのように………。
戦闘終了後、レクトールはシャヘルを自分から追い出すために短剣を自らに突き刺し、
ナリスは倒れるレクトールから漆黒の欠片を奪い、シャヘル復活の為に氷雪の墓標へと向かいます。
レクトール「アルフォンス…お前のように生きたかった…
お前のように、自由に…二人で…一緒に…」
レクトールはそう言い残し、アルフォンスの腕の中で静かに息を引き取ります……。
レクトール……レクトール………ッ!!(号泣)
レクトールは立場に縛られず自由に生きるアルフォンスを羨ましく思っていた、とシャヘルは言います。
仲間になってくれるBルートでの彼はそんなことはあまり感じられませんでした。
最終的にはオウィス島に留まり、自由に動いていたと思います。
彼の最期の言葉は、Bルートのように共に戦いたかったということなのでしょうか。
妬んでいても恨みきれず、逆に傍にいてくれると心強く思う…つくづくヴァイスと違うなあとしみじみと思います。
2月10日 『隠しEDの条件』
物語も三章の終盤となり、シャヘルが眠る氷雪の墓標前でイナンナの叔父であるナリスと戦いました。
Bルートでのナリスは倒れる時に自分の本当の気持ち言い、結構カッコよく散るのですが、
正史Aルートでは『私はここで死ぬのか…?グフッ(嘘)』みたいな小物っぽい台詞しか喋りません…………かっこ悪い。
Aルートでは、ナリスの気持ちの決着はついていないような気もします…。
もう残りはシャヘルのみですね!ああ……早く会いたい、あの男に!!!!w
シャヘルはレベル30でも十分倒せるレベルと聞きましたが、現在のアルフォンスのレベルは26……。
ナリスに攻撃されても100ぐらいダメージを食らうという駄目っぷりです。
もう少しレベル上げしなくては……。そして殺害数も増やさなくては……。
隠しEDの条件の1つで制限時間は26時間以上と聞きます。今のところ14時間ぐらいなのですが、果たして間に合うかどうか…。
2月16日 『行くよ、エレ。』
隠しEDの条件の1つに主人公の殺害数が50以上というのがあるのですが、
めんどくさいのでゴーストやゾンビ達をイクソシズムで浄化させながら殺害数を増やしていきましたw。
アルフォンスのレベルも32となったので、そろそろシャヘルの所へ行ってもいいですよね。
EDまでの流れは特に説明する必要はないですね〜。Bルートと同じですし。
ただ台詞が少し変わっているだけでしょうか。
完全に堕天したシャヘルを倒し、遂にEDがはじまります…。
Bルートと同じに、シャヘルは再び封印されるぐらいなら世界ごと道連れにしようとします。
エレノア「ダメ! アルフォンスをつれては行かせないッ!」
エレノアがアルフォンスを庇うようにシャヘルの前に立ちます。
シャヘルが愛し信じていた神は人間ばかりに目を向け、そして天使達には命尽きようとも人間の為に戦えと言った。
シャヘルは人間に嫉妬した。
堕天して封印されても寂しさは消えず、天ばかりを見つめていた。
エレノアは悲しい目でシャヘルを見つめ、
半身は悪魔、半身は天使と中途半端にシャヘルを堕天させたのは、
天に焦がれるシャヘルを再び天界に戻る機会を与える為だったと彼女は言います。
シャヘルはエレノアの言葉で神の愛に気づきますが、戦いで弱った体は消えかけ、シャヘルは嘆き悲しみます……。
エレノア「私の体をあなたにあげる。
そうすれば、あなたは消えはしない。
だから、アルフォンスをつれて行かないで。」
『私の体をあなたにあげる』
アルフォンスはエレノアが何を言っているのか理解できませんでした。
エレノア「ねえ、アルフォンスは知ってた?私、ずっと寂しかった。恐かった。
わかるの…今はあなたと一緒でも、あなたは目指すべき世界を見つけ、きっと一人で行ってしまう。
あなたを失うなんて考えたくない。だから、役に立ちたかった。
…あなたに必要とされたかった。
あなたをこの手で…守りたかった。」
アルフォンス「エレ…やめろぉッ!いくなああぁぁ!!」
エレノアと融合した銀色に輝く天使は、アルフォンスに想いだけを残し、遥か遠くの天の世界へと旅立っていった………。
アルフォンスはエレノアの部屋で目覚めました。
エレノアと出会った時も、彼はこのようにベッドで眠っていて、そしてエレノアは彼の傍らで看病していました。
しかし……今はエレノアの姿がありません。
ずっと私を見ていてと言った彼女は、もうどこにもいないのです。
アルフォンスは聖槍ロンギコルニスを抱えながらシュビラと共に本国へ帰国します。
親友と恋人を失い、アルフォンスに残ったのは聖槍だけとは(涙)。
……黒いローブ?を着ながら船に乗るシーン………。本編のEDとそっくりですね。
フェーリス公国は、聖槍ロンギコルニスを私的目的の為に本国への報告を怠ったということで、
フェーリス家は没落してしまう運命となりました。
神都にたどり着いたアルフォンスはサルディアン教皇に対面します。
勿論……姿だけは隠されています。
しかもセイレーン2人を高位神官として傍に置いているだなんて……どういう奴だ(笑)
アルフォンス「私は、アルフォンス…
アルフォンス・タルタロスと申します。」
高位神官は教皇の言葉をアルフォンスに伝えます。
高位神官「今回の功を称え、貴方にランスロットの名を授け、教皇猊下直属の騎士団に迎える。
今後はランスロット・タルタロスと名のり、その力、猊下のおんためにささげられよ。」
アルフォンス「はッ、ありがたき幸せ。」
ある島のゴリアテという港町を見つめる隻眼の騎士がいた。
その騎士はアルフォンスの面影あるが、瞳は冷たく光っている。
銀色の天使が天に帰った冬の季節と同じ、雪が降る日……。それはある少年の戦いのはじまりでもあった。
主人公のレベル Lv36 プレイ時間22時間24分
クリアしても「エンド」の言葉はふさわしくないと思います。
何故なら、アルフォンス……いいえ、ランスロット・タルタロスの戦いはまだ終わっていませんから。
2月17日 『まとめ』
………可哀想なアルフォンス。
正史Aルートをクリアしましたので、ゲームのまとめをしようかと思います。
≫アルフォンスとエレノア
アルフォンスはシリーズで珍しく公認恋人持ちの主人公なのですが、報われない最後でしたね。
エレノアはこれで良かったかもしれません。
しかし……アルフォンスは………置いていかれたアルフォンスの気持ちはどうすればいいのでしょう(涙)。
EDでのエレノアの台詞を考えますと、アルフォンスを助けたかったというのもあるとは思いますが、
エレノア「今はあなたと一緒でも、あなたは目指すべき世界を見つけ、きっと一人で行ってしまう。」
…という彼女の最期の台詞をききますと、もう少しアルフォンスの愛を信じることはできなかったのかなとも思います。
好きな人を信じるというのも大切なことだと思います(←偉そうな…)。
レクトールが生きていれば、悲しむ彼の心の支えとなったかもしれません(涙)
ああ…ランスロット……15才で聖魔との壮大な戦いをして、そして女性関係も多かったとは………!!!(笑)
エレの行動は『必要とされたい為にやった悲しい行動』とも思えますが(シャヘルへの気持ちもあると思いますが)、
それでも……アルフォンスにとっては悲しいことには変わりがないのですね。
アルフォンスはシリーズ主人公達のなかで一番好きですね。
見かけも好きですが……やっぱり「アルフォンス=黒ランス」だからという理由なのでしょうか?(汗)
ランスロット・タルタロスではなく、アルフォンス・レーエルとしてはどんなところが好きなんだろう…。
他の主人公と違って理想は語っていませんでしたねえ、彼にとって絶対的なのはローディス教国なのですし。
他の主人公と違って影がある部分が好きなのかもしれません(汗)。
本編でのランスロット・タルタロスの本当の気持ちはまだ分かりません。
仲間に内緒にしてまで何故遺産を独り占めしたかったのでしょう。
彼の記憶の中で生きているエレノアも……もしかしたら「きっかけ」程度に小さくなっているかもしれません。
どんな道であれ、彼の人生は満足できているようなものであり、エレノアに対する愛が本物であったことは変わってほしくないと思います。
え?悪者系のキャラを好きになるだなんて、私らしくないですって??
いいんですよ!!彼の属性はロウなのですから!!!!
≫その他の登場人物達
他シリーズとキャラが被っている人物や、元ネタとまんまなラスボスなどもいますが、
満足できるぐらいキャラとして立っていると思います。
オウガ64以上に悪役も脇役も良い味を出していると思います♪
≫音楽
本編と匹敵するぐらいとっても良かったです!!音楽の素晴らしさは今でも衰えていません!!!
64と違って、使いまわしを利用していないというのも良かったと思います(苦笑)サントラ欲しいです♪
≫まとめ
この作品は本編と比べられて評価が低いのですが、本編と比べてはいけません。
本編はドラクエやFF以上の完成度を持つ作品なのですから。
携帯型ゲーム機の限界というのはよく分からないのですが、
携帯型ゲームでオウガの世界は物足りない、TVでプレイできるゲーム機にするべきだという意見があります。私もそう思いました。
しかし、この外伝は『カオスフレーム』が消え、民衆の為に戦う戦争物語ではありません。
アルフォンス(とエレノア)の物語なのです。
壮大な話ではなく、1人の男の物語をTVでプレイするというのは無理があると思います。逆に更に評価が低くなりそうな気もします。
「外伝」ではなく「本編」のような作品を期待していた人には確かに物足りないと思いますが、
タイトルの「外伝」や携帯型ゲーム機の機種は、それで良かったのだと思います。
携帯型ゲームとしては出来が良い方だと思うのですが、
難易度と一部のシステム変更は本編と比べると、少し物足りないでしょうか。
『この難易度が低い外伝で慣れて、本編をプレイしよう』とオウガ初心者向けという話は本当かもしれません。
初心者に難しいオウガの世界観を理解してもらう為のレポートは重要だと思うのですが、外伝では消えているのは非情に残念だと思います。
初めての人は「オウガ」の意味すら分からないではないですか。
松野氏などメインスタッフが去ってから、「松野氏が参加していないから認めない」という意見がオウガファンの一部から出てきました。
私自身はその考え方が悲しいです。
オウガ64もこの外伝もオウガの世界だと思います。
損得考えず世界観を守ってくれるということは、凄くありがたいことなのだと思います。
外伝と64開発者が、オウガを大切にしてくれることと、松野氏へのプレッシャーの中で苦心して作ったということは認めるべきだと思います。
タクティクスオウガ外伝ネタバレ日記はここで終わりです。お疲れ様でした。
最後の一言は…………
ランスロット・タルタロスさん………どこまでもついて行きます!!!
☆☆☆ おわり ☆☆☆
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